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世界の三大宗教とそれぞれの関連性 - 神道は何が特別なのか

更新日:2022年8月30日

・世界三大宗教

世界三大宗教と言えば、多くの方がご存知の通り、仏教・キリスト教・イスラム教を指します。仏教では釈迦がたどり着いた境地を目指すことを、キリスト教ではイエス・キリストを、イスラム教ではムハンマドに預言を与える太陽神を崇拝の対象として多くの方が信仰を深めています。


これら世界三大宗教は例外はありますが、基本的に一神教として分類されます。

そして、これら三つの宗教は同一の存在と考えることができます。


現在、私はイスラム教徒の割合が過半数を超え、国内には多くのモスクが点在するキルギス共和国という国で留学をしています。

私が留学をしている大学には、イスラム教徒である現地人、アメリカやイギリスなどのキリスト教圏から留学生としてやってくる留学生が多く在籍しています。

イスラム教とキリスト教の文化の両方を経験して、ある共通点に気がつきました。


キリスト教では、イエス・キリストを信仰対象としているものの、教義の上で彼は『神の子』とされており、神と同一の存在とされています。しかし、裏を返すと神は別に存在するということです。そして、教徒の最終的な目標は、最後の審判によって天国に行くことです。


イスラム教では、ムハンマドが太陽神アッラーより授かった預言を経典コーランに遺し、人々はそれに従います。そして経典では、信仰を貫いた教徒は天国に行くことができるとされています。


では、仏教はどうでしょうか。

仏教では、仏僧は修行を重ねることにより輪廻転生を解脱し、釈迦(ガウタマ・シッダールタ)が最終的に達したとされる境地にたどり着くことを目標としています。


読者のみなさまも、少しずつ世界三大宗教の共通点が垣間みえてきたのではないでしょうか。

イエス・キリスト、ムハンマド、釈迦という3人の人間のさらに上位に神、そしてより次元の高い世界が存在しています。



 

・世界三大宗教が示す、より高次元の世界とは


ここから先はよりスピリチュアルな世界においての考察となります。

人間の魂(実際は魂ではないが、こちらの方が理解しやすいですね。)は、物質次元の世界において輪廻転生を繰り返し、最終的には解脱し、より高次元の存在体として再びその次元で輪廻を開始します。


魂の次元段階は以下に記載しておきます。


物質次元 - 物質次元の中でもさらに19個の成長段階に分類されます


エーテル体次元 - エーテル体次元の中でもさらに24個の成長段階に分類されます


アストラル体次元 - アストラル体次元の中でもさらに53個の成長段階に分類されます


メンタル体次元≒守護霊体次元 - メンタル体次元の中でもさらに41個の成長段階に分類されます


コーサル体次元≒守護神体次元 - コーサル体次元の中でもさらに4個の成長段階に分類されます


宇宙次元- 宇宙次元の中でもさらに3個の成長段階に分類されます



世界三大宗教が示すより高次元の世界とは、守護神体次元での輪廻を解脱した先にある『無』です。『無』という概念は『無い』とは異なり、有無の違いすら存在しない世界のことです。つまり、言葉で説明しようとする時点で『無』ではなくなってしまうため、言葉で説明できない世界のことです。



現在のこの世界の地球人の成長段階は、物質次元の第6段階に分類されます。


 

・神道は何が特別なのか

日本には神道というものがありますね。神道は、宗教に区分するのは少し難しいものがありますが、人々が共通概念として持っている意識そのもの、と表現するのが良いかと思います。


神道には、数多くの神々、八百万の神と呼ばれる存在がありますね。

まず、定義として、神道で表現される神々は全て守護神次元に分類される存在です。


また、キリスト教・イスラム教・仏教においての釈迦・神々もまた、守護神次元に到達した存在です。キリスト教では、神の他にも、大天使と呼ばれる存在があります。彼らも主に守護神体次元の存在(中には守護霊体次元の存在もいる)です。


では、何が神道を特別にしているのでしょうか。

それは、陰陽道です。

陰陽道と聞くと、占いや風水を思い浮かべる方が多いと思いますが、陰陽道の真髄は神々とのコミュニケーションにあります。

精神的な能力や、物理的なツールを用いて神々と頻繁にコミュニケーションをとる陰陽道は、その特性から、他の宗教徒より早く魂の成長が可能となります。


さらに、日本には仏教が伝来したため、神仏習合という概念も生まれました。

神道になく、仏教にあるもの、それは『無』の境地という概念です。

日本で育った日本人は無意識のうちに、最適なスピリチュアル的思考を獲得できる本当に貴重な存在と言えます。



多くの外国人が日本を愛し、日本に住むと日本人になって自国に帰る。

日本人はどの国に行っても、日本人のまま日本に帰る。



このような傾向は、神道と仏教が創り出す絶妙な調和に人々の心が奪われているからなのかもしれませんね。



 

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